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テキストファイルを変換する
注意
テキストデータの変換処理は実験段階であり、今後のバージョンアップで仕様が変更される可能性があります。
Narou.rb には小説家になろうからダウンロードした小説以外にも、テキストファイルを変換する機能があります。
使い方は convert
コマンドにテキストファイルのパスを指定します。
narou convert テキストファイルパス
これでテキストファイルのあるフォルダに変換したファイル(EPUBやMOBI)が出力されます。
narou
コマンドは、init したフォルダ以下ならどこでも認識するので、init したフォルダに writing
等と好きなフォルダを作り、そこに移動してコマンドを使うのが楽でしょう。
> cd writing
> narou c novel.txt
テキストファイルは基本的に UTF-8 で作成して下さい。
もし、Shift_JIS や EUC-JP がどうしても使いたい場合、convert コマンドに --enc
オプションを指定します。
narou convert writing/novel.txt --enc sjis
narou c novel.txt -e eucjp
--enc
オプションが指定されなかった場合、UTF-8 として読み込みます。
設定に関しては、全てがデフォルト設定が使われます。デフォルト設定から変更したい場合、他の小説に使われている
setting.ini
や converter.rb
をテキストファイルと同じフォルダにコピーすることで有効にすることが出来ます。
表紙を設定する場合も、ダウンロードした小説と同じように cover.jpg もしくは cover.png をテキストファイルと同じフォルダに設置して下さい。(参考:表紙を設定する)
converter.rb に関しては、
converter "テキストファイル名" do
と、converter にファイル名を指定して下さい。
テキストファイルを変換するためには、数は多くありませんがある程度書式に沿った書き方をする必要があります。
EPUB化にAozoraEpub3を利用しているため、AozoraEpub3で利用出来る青空文庫注記は全て使えますが、変換処理で注記ごと 変換してしまう不具合が現在存在します。今後のバージョンアップで対応予定です。
最低限テキストファイルに書籍情報は必須です。
- テキスト一行目:書籍タイトル
- テキスト二行目:作者名
[#改ページ]の直後の行が見出しとして認識されます。
[#改ページ]から *(アスタリスク) が44個ある行までが前書きとして認識されます。この場合、見出しは *44個の次の行が見出しになります。
* が48個ある行から[#改ページ]もしくはファイルの末尾までが後書きとして認識されます。
今後のバージョンアップで対応する予定です。