gradlew clean build shadowJar
java -jar build/libs/openapi-generator-util-0.1.0-all.jar download init generate
OpenAPI の定義ファイル (例: spec/openapi.yml) と OpenAPI Generator のための設定ファイル (build.yml) が必要です。
build.yml ファイルには、次のような項目を設定します。
項目名 | 説明 |
---|---|
version | build.yml のスキーマバージョンです。'1.0' を設定してください。 |
openAPIGeneratorVersion | 使用する OpenAPI Generator のバージョンを指定します。 |
javaBasePackage | Spring など Java のコードを生成する場合のベースとなるパッケージ名です。パッケージ名に使用できない文字等を含んでいる場合は、ユーティリティはエラーを返します。 |
openAPISpec | OpenAPI の定義ファイルのパスです。 |
properties | 上記に加えて、OpenAPI Generator の設定ファイルを生成するためのプロパティを設定します。 |
modules | OpenAPI Generator でコードを生成するための設定ファイル名、OpenAPI Generator 実行時のコマンドラインオプション、設定ファイルのテンプレートを設定します。 |
modules のテンプレート (template) では、プロパティで設定された値を利用することができます。プロパティ名は、{{
と }}
で囲みます。
プロパティには、環境変数も含みます。
さらに特別なプロパティが以下のようにあります。
プロパティ名 | 説明 |
---|---|
openAPISpec | OpenAPI の定義ファイルのパスです。 |
specVersion | OpenAPI の定義ファイルに書かれた API バージョン (info.version の部分) です。 |
javaBasePackage | Spring など Java のコードを生成する場合のベースとなるパッケージ名です。 |
now | このユーティリティを実行時のタイムスタンプ (フォーマットは 年月日時分秒 です。例: 20221231235959) です。 |
コマンドは、download
、init
、generate
の3つです。
デフォルトでは、ユーティリティが利用する設定ファイルは、build.yml
です。これは、-f ファイル名
で変更することができます。
ユーティリティ設定ファイル (デフォルトでは、build.yml) で指定されたバージョンの OpenAPI Generator のバイナリパッケージをダウンロードします。デフォルトでは、Maven Central (https://repo1.maven.org/maven2) から取得します。
独自の Maven Repository (Sonatype Nexus 等) からダウンロードする場合は、環境変数 "MAVEN_REPOSITORY_URL" またはシステムプロパティ "MAVEN_REPOSITORY_URL" で指定することができます。
ユーティリティ設定ファイル (デフォルトでは、build.yml) のテンプレートから OpenAPI Generator でコード生成を実行するための設定ファイルを生成します。
init
コマンドで生成された設定ファイルを使って、OpenAPI 定義ファイルに書かれた仕様のコードを OpenAPI Generator を使って生成します。