MSX BASICをPCで書くときに使えるお助けツールです。
以下の機能を含んでいます。
- 自動行番号付け機能
- 行番号ラベルエイリアス
- 大文字化
行番号を付けていないMSX BASICに行番号を自動的に付け、webMSXや実機などにLOAD
できるようにします。
$ python autonum.py src.bas dest.bas
以下のようなプログラムを
print "Hello World"
print "Hello MSX BASIC"
以下のように変換します。
10 print "Hello World"
20 print "Hello MSX BASIC"
-s
オプションで行番号の増分を指定できます。
$ python autonum.py -s 20 src.bas dest.bas
GOTO
コマンドなどで使用する行番号を@
から始まるラベルによって表現できます。
この機能はデフォルトで有効になっています。
以下のようなプログラムを
print "program launched!"
@loop_label
print "endless loop"
goto @loop_label
以下のように変換します。
10 print "program launched!"
20 print "endless loop"
30 goto 20
プログラム上の英字を大文字化します。文字列リテラルやコメント内に含まれる文字は大文字化せずそのまま残します。
-U
オプションを使用することでこの機能を有効化します。
$ python autonum.py -U src.bas dest.bas
以下のようなプログラムを
print a
print "Hello World!"
rem ----comment-----
以下のように変換します。
10 PRINT A
20 PRINT "Hello World!"
30 REM ----comment-----