チームメンバーと自分は異なった立場や文脈、背景を持っているうえ、自分と向いている方向が同じとは限らないが、顧客への価値を最大化するという目標は共有している。相手の立場と理解を尊重して慎重に行動する一方、自分へのフィードバックには常に客観的であるようつとめよう。
受け身であること、否定的に捉えることは誰でもできる。チームのパフォーマンス、そして顧客への価値を最大化するため、次に何をできるか、よりよくするためにさらに何ができるかを常に考え、自ら行動しよう。
自らを生かす機会はいつ来るか分からない。何を求められているかを把握した上で来るべき機会に備えて能力を高め、爪を研いでおこう。機会は爪を研いでいる者にのみ訪れる。
己の学んだ知見の価値を決めるのは己ではなく、その知見に接する者全てである。共有する前に己でその価値を過小評価せず、何を学んだか、何をどのようにやってみたか、どう失敗したか、遍く、そして根気よく共有し続けよう。
たとえ高邁な理想を持っていたとしても、実現できなければ砂上の楼閣に過ぎない。やりきるために全力を尽くそう。