嫁が質問に答えずに鍋で台所のシンクを打ち付け始めたので、喧嘩が始まった。私の質問を聞いて、私が嫁をロシアに帰さないと勝手に誤解して怒り始めたようだった。質問は、以下の観点を明確にするためのものであった。
- 息子の出生届をロシアに提出するメリット/デメリット
- 息子の出生届を期限内に提出しない場合のデメリット
- 今回のロシア帰国で、最も遠い場所の地域はどこが選択できるか
- 帰国期間を短めにできるか
全く話し合いにならなかった。嫁は帰る場所(ロシアの都市)も期間も限定する上に、私の質問に返答せずに一人で大声で喋ってた。最終的には怒り始めて、鍋でシンクを叩き始めたので横顔を殴って止めた。私に掴みかかってきたので、腹も殴るハメになった。あまりに感情的になっているので、両親を呼んで話し合いを続けた。詳細を煮詰めて、もう危険な戦地の近くに帰国するのであれば、嫁の故郷に帰すことにした。期間は40日を想定している。
嫁はまともな会話ができないので、嫁の両親に顛末を伝えた。もう33歳なので、嫁のあの性格は治らないと思う。人生で人を殴ったことは殆どないが、その大部分が嫁に向いている。質問に端的に答えるのは、一種の才能なのだと思う。自分の思惑通りに進めるために、嘘をつくスキルも嫁は低いようだ。