README.md

japan-mesh-tool

日本の標準地域メッシュを生成するツール

• 実行環境
  • Python版
• 使い方
  • 出力形式
  • Python版
• Pythonモジュールとして
• 対応メッシュ次数
  • 標準地域メッシュ
  • 分割地域メッシュ
  • その他地域メッシュ
  • メッシュ番号の割り振りについて
• テスト
  • Python版
• Rust版（試験版）
  • バイナリ
  • コマンド例

実行環境

Python版

• Python3.8で開発
• メインスクリプトは./python/japanmesh/main.py
• ./python/japanmeshをPythonモジュールとして使用可能

使い方

出力形式

• 行区切りGeoJSON、いわゆるgeojsonl形式（=GeoJsonSeq形式）で出力
• 出力例：./sample/mesh_5.geojsonl

Python版

python python/japanmesh/main.py <meshnum:メッシュ次数> <-e:領域指定、"カンマ区切り左下経緯度 カンマ区切り右上経緯度"形式で指定> <-d:保存先>

• 領域指定(-e),保存先(-d)はオプションです
  • 保存先を指定しない場合スクリプト実行ディレクトリに保存します
  • 領域を指定しない場合最大範囲で生成します。3次以上はメッシュ数が膨大なので、大きな領域にすべきではありません

コマンド例

python python/japanmesh/main.py 5 -e 142.2,44.0 142.3,44.5 -d ./

4次メッシュ以上は別称で指定する事が出来ます

python python/japanmesh/main.py 250m -e 142.2,44.0 142.3,44.5 -d ./

全国分の1次メッシュをカレントディレクトリに出力する場合

python python/japanmesh/main.py 1

Pythonモジュールとして

• ./python/japanmesh自体をPythonモジュールとしてimport可能です
• その場合、get_meshes()関数のみを使用可能です
  • (./python/sample.pyを参照)

対応メッシュ次数

標準地域メッシュ

メッシュ番号	別称	詳細	メッシュコード
1	-	80kmメッシュ	4桁
2	-	10kmメッシュ	6桁
3	-	1kmメッシュ	8桁

分割地域メッシュ

3次メッシュを基準し、任意の回数4分割して得られるメッシュ

メッシュ番号	別称	詳細	メッシュコード
3	-	1kmメッシュ	8桁
4	500m	500mメッシュ	9桁
5	250m	250mメッシュ	10桁
6	125m	125mメッシュ	11桁

その他地域メッシュ

3次メッシュを基準とし、上位メッシュを任意の数に分割して得られるメッシュ

メッシュ番号	別称	詳細	メッシュコード	備考
3	-	1kmメッシュ	8桁	-
7	100m	100mメッシュ	10桁	1kmメッシュをタテヨコ10分割
8	50m	50mメッシュ	12桁	100mメッシュをタテヨコ2分割
9	10m	10mメッシュ	12桁	100mメッシュをタテヨコ10分割
10	5m	5mメッシュ	14桁	10mメッシュをタテヨコ2分割

メッシュ番号の割り振りについて

1~3:標準地域メッシュ

• 一般に普及しているメッシュコード規則と同様です（以下の資料に基づき割り振ります）

• 参考1: https://www.stat.go.jp/data/mesh/pdf/gaiyo1.pdf

• 参考2: https://www.e-stat.go.jp/pdf/gis/chiiki_mesh_toukei.pdf

4~6:分割地域メッシュ

• JIS規格にしたがい、上位要素を4分割した左下を1,右下を2,左上を3,右上を4とします

• 参考（JIS規格番号JISX0410）：https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISSearch.html

参考画像：3次メッシュ、4次メッシュ、5次メッシュ

7~:その他地域メッシュ

• 上位要素に対しメッシュ番号が2桁付加されます
• 左下を00とし、上に進むと10、20、30…、右に進むと01、02、03…と割り振ります

参考画像：100mメッシュ、10mメッシュ

テスト

Python版

./pythonディレクトリで以下のコマンドでテスト実行

python -m unittest discover tests

Rust版（試験版）

今後、こちらは更新しない予定です（良くて別リポジトリ管理へ以降）

バイナリ

• macOS向けは./rust/japanmesh
• Windows向けは./rust/japanmesh.exe
  • いずれも64bit向け

Windows環境の場合、japanmeshをjapanmesh.exeに読み替えてください。

rust/japanmesh <meshnum:メッシュ次数> <カンマ区切り左下経緯度> <カンマ区切り右上経緯度>

• Rust版は、常にスクリプト実行時のカレントディレクトリにgeojsonlファイルを保存します

コマンド例

rust/japanmesh 5 142.2,44.0 142.3,44.5

4次メッシュ以上は別称で指定する事が出来ます

rust/japanmesh 250 142.2,44.0 142.3,44.5

全国分の2次メッシュをカレントディレクトリに出力する場合

rust/japanmesh 2