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青空文庫をEPUBやMOBIファイルなどに変換して、kobo、kindle,などのEPUBリーダーなどで読むことができるソフトウェアです。作成したEPUBは電子書籍販売サイトで販売できるので、電子出版ツールとしても使うことができます。WEB小説から青空文庫に変換してEPUB出力する機能もあるので、WEB小説を電子書籍端末で読める形式に変換することが可能になります。小説家になろうで連載されている本はAozoraEpub3を使えばキンドルで読むことができるようになります。「小説家になろう/小説を読もう!」(+関連サイト)以外にも、「NEWVEL-LIBRARY」「FC2小説」「HAMELN」「Arcadia」「novelist.jp」「dNoVeLs」「暁」「カクヨム」「ノベルアップ+」から取得が可能です。EPUBという形式はキンドルだけではなく、koboやソニーリーダー、iPhoneでも読むことが可能になっています。mobiに変換すると、キンドル端末でも読むことが可能になる。
Javaが入っていない人はJavaをインストールする必要がある。また古いJAVAの場合は動作がおかしくなるので更新しないと使えない。 JAVA8がインストール済みの場合は、下記サイトから更新してください。 https://www.java.com/ja/download/manual.jsp AozoraEpub3のインストール AozoraEpub3はZIPファイルを展開しJARファイルを実行することで使えるようになる。またWindows版のexeファイルも用意している。AozoraEpub3-1.1.1bXQ.x64_windows.zipというようなx64_windowsとついているものがWindows版で、AozoraEpub3.exeを実行することで起動する。 https://github.com/kyukyunyorituryo/AozoraEpub3/releases
httpのときに取得したインターネットショートカットのままの場合に発生する。インターネットショートカットを取得しなおすか、エディタでhttpsに変換するといい。
文字コードはMS932とutf-8(BOM無し)です。JAVAが基本的にそれしか認識しません。
下記記事を参考にAzul Zulu Javaのarm64を入れてください。
https://qiita.com/shibukawa/items/797b7cbb7e530842e6f7
スタイル→行の高さ1.8を設定する。
KDPでline-heightを削除しろと言われる。 AozoraEpub3/template/item/style/text.vm の中のline-height: ${lineHeight};をコメントアウトしてください。
http://blog.livedoor.jp/denden_proj/archives/53830177.html
https://github.com/kyukyunyorituryo/aozora_tools
まず、Kindle Previewer 3をインストールします。
Kindle Previewer 3
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G202131170
OSにあったKindle Previewerをインストールしてください。kindlegenの単体での配布が終了しました。Windowsの場合はKindle Previewer 3をインストールし、Kindle Previewer 3フォルダー内に「C:\Users\user\AppData\Local\Amazon\Kindle Previewer 3\lib\fc\bin」kindlegenがあります。userはご自分のユーザー名に置き換えてください。
- AozoraEpub3はJAVAで作られています。JAVAはJVMで動かすためにJDKでJARに変換しています。
- ビルドはant.xmlで実行しています。
- githubでクローンしたフォルダーを
- eclipseからワークスペースに追加する。 AozoraEpub3が開くとant.xmlを選択し右クリックで[実行][Antビルド]を選ぶとビルドが実行される。そうするとWindowsの場合はC:\Users\user\Desktop\AozoraEpub3-1.1.0b50Qにビルドフォルダーが作成される。
フォルダーを変更したい場合は、ant.xml内の下の内容を書き換えてください。
青空文庫注記を基本として利用し、AozoraEpub3独自の拡張表現もあります。 青空文庫注記については以下のリンクから。 https://www.aozora.gr.jp/aozora-manual/index-input.html#markup
|漢字《かんじ》 ルビに使われている、|《》が文章中で使いたい場合には、下記のように置き換えてください。 《 → ※[#始め二重山括弧、1-1-52]
》 → ※[#終わり二重山括弧、1-1-53]
| → ※[#縦線、1-1-35]
見出しの指定には、○○[#「○○」は大見出し]という形式と[#大見出し]○○[#大見出し終わり]という書き方がある。大見出し、中見出し、小見出しがある。見出しはEPUBに変換するときに目次となる。
青空文庫形式に使う予約文字はルビなどの注記に使用している記号です。これらの記号を文章内で使用すると。注記として認識されることがあります。そのために変わりに外字の書き方で置き換えています。 青空文庫内での説明 http://kumihan.aozora.gr.jp/extra.html
青空文庫用整形補助マクロでは「予約文字」として用意されています。
《 → ※[#始め二重山括弧、1-1-52]
》 → ※[#終わり二重山括弧、1-1-53]
[ → ※[#始め角括弧、1-1-46]
] → ※[#終わり角括弧、1-1-47]
〔 → ※[#始めきっこう(亀甲)括弧、1-1-44]
〕 → ※[#終わりきっこう(亀甲)括弧、1-1-45]
| → ※[#縦線、1-1-35]
# → ※[#井げた、1-1-84]
※ → ※[#米印、1-2-8]
AozoraEpub3では画像注記の頭に、※をつけるだけで外字画像として認識する。
例
※[#画像(あに濁点.png、横218×縦218)入る]
外字画像の形式は電書協EPUBを参考にして、透過pngで横218×縦218にしている。
電書協のスタイルシートに文字の色変更の機能がある。青空文庫の注記にはないが、使えたら面白そうだったのでつけた。注記で囲んだところを色を付ける、一行の場合はspan複数行はdivにそれぞれクラスで色を指定する。
文字色→●(無指定) 文字色→[#黒色]●[#黒色終わり](color-black [#000000])
文字色→[#暗灰色]●[#暗灰色終わり](color-dimgray [#696969])
文字色→[#灰色]●[#灰色終わり](color-gray [#808080])
文字色→[#鼠色]●[#鼠色終わり](color-darkgray [#a9a9a9])
文字色→[#銀色]●[#銀色終わり](color-silver [#c0c0c0])
文字色→[#白鼠色]●[#白鼠色終わり](color-gainsboro [#dcdcdc])
文字色→[#白色]●[#白色終わり](color-white [#ffffff])
文字色→[#黒地白色]●[#黒地白色終わり](inverse ※黒地に白文字)
文字色→[#透明色]●[#透明色終わり](color-transparent [transparent] ※透明)
文字色→[#灰地透明色]●[#灰地透明色終わり](color-transparent & 背景 gray)
#002-b 文字列に指定 ◎基本色
文字色→[#赤色]●[#赤色終わり](color-red [#ff0000])
文字色→[#青色]●[#青色終わり](color-blue [#0000ff])
文字色→[#水色]●[#水色終わり](color-cyan [#00ffff])
文字色→[#赤紫色]●[#赤紫色終わり](color-magenta [#ff00ff])
文字色→[#橙色]●[#橙色終わり](color-orangered [#ff4500])
背景色→あ(無指定) 背景色→[#黒背景]あ[#黒背景終わり](bg-black)
背景色→[#暗灰背景]あ[#暗灰背景終わり](bg-dimgray)
背景色→[#灰背景]あ[#灰背景終わり](bg-gray)
背景色→[#鼠背景]あ[#鼠背景終わり](bg-darkgray)
背景色→[#銀背景]あ[#銀背景終わり](bg-silver)
背景色→[#白鼠背景]あ[#白鼠背景終わり](bg-gainsboro)
背景色→[#白背景]あ[#白背景終わり](bg-white)
背景色→[#透明背景]あ[#透明背景終わり](bg-transparent)
#003-b 文字列に指定 ◎基本色
背景色→[#赤背景]●[#赤背景終わり](bg-red)
背景色→[#青背景]●[#青背景終わり](bg-blue)
背景色→[#水背景]●[#水背景終わり](bg-cyan)
背景色→[#赤紫背景]●[#赤紫背景終わり](bg-magenta)
背景色→[#橙背景]●[#橙背景終わり](bg-orangered)