-
Notifications
You must be signed in to change notification settings - Fork 4
Home
- WordPress界において世界で最も有名なフォームプラグインであるContact Form 7(以下、CF7)プラグインのアドオンです
- CF7プラグインで作成したWebフォームから送信されたデータを、Claris FileMaker(以下、FileMaker)データベースのレコードに保存します
- バージョン19.1以降のClaris FileMaker Serverが稼働するサーバー
- PHPバージョン7.4.0以降とWordPressが稼働するWebサーバー
- バージョン5.5以降のCF7プラグインのインストール
- 本プラグインの価格は無料です
- 本プラグインのライセンスはGPLv2 or laterです
CF7プラグインで作成したお問い合わせフォームなどのWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースのレコードに保存します。
弊社のWebサイトでFMPress Formsについて質問することができるフォーラムを用意しています。
このフォーラムのご利用には、弊社のeラーニングサービスであるエミックラーニングへのご登録が必要です。FMPress Formsについて学習できるコンテンツも用意していますので、ぜひエミックラーニングにご登録ください(登録は無料です)。
もしもセキュリティ上の問題点が見つかった場合には、弊社お問い合わせフォームよりご連絡ください。
フォームから送信されるデータを保存するためのデータベースを用意します。
FileMaker Proでデータベースに下記の設定を行います。
- ファイル>管理>セキュリティを選択して
セキュリティの管理
を開きます - ユーザーを選択または作成して
アクセス権セット
を設定します - FileMaker Data APIを利用した接続に必要となる、
fmrest
拡張アクセス権を追加します - カスタムレコードアクセス権の設定を行うとより安全です。下記は設定例です
- 表示:
いいえ
- 編集:
いいえ
- 作成:
はい
- 削除:
いいえ
- フィールドへのアクセス:
すべて
または制限…
- 表示:
データベースをサーバーにアップロードします。
WordPressの管理画面でプラグインのインストール、無効化およびアンインストールが可能です。別の方法としては、SFTPクライアントなどを利用してプラグインディレクトリへ本プラグインをアップロードしてインストール、もしくはプラグインディレクトリから本プラグインをディレクトリごと削除してアンインストールする方法も可能です。
次の手順でプラグインを有効化できます。
- WordPressの管理画面を開きます
- 管理画面の上部に2つの定数を追加するよう注意書きが表示されますので、その値をコピーします
- コピーした内容をwp-config.phpにペーストします(wp-config.phpに定数が追加されると注意書きは表示されなくなります)
- 管理画面の左ペインにある
プラグイン
からプラグインページを開き、プラグインを有効化します
OPcacheが有効な環境である場合には、プラグインを有効化した後にキャッシュをクリアするようにしてください。
FileMakerデータベースのレコードからデータを表示する際に必要となるサーバー名およびデータベース名を指定します。併せてデータベースのユーザー名やパスワードといった認証情報が必要です。データソースとはこれらひとかたまりの接続情報のことを指します。FileMakerユーザーにおいては「データベースの登録」と置き換えると分かりやすいかもしれません。
管理画面の左ペインにあるFMPress
を選択するとデータソースの定義の一覧が表示されます。
画面上部のFMPress
の横にある新規追加
ボタンを押すとデータソースの定義フォームが表示されますので、下記を入力後公開
ボタンを押します。なお、アカウント名に[ゲスト]
を利用する場合はアカウントとパスワードは空欄とします。
- タイトル: データソースの名称(データベース名など、識別しやすいもの)
- 抜粋: データソースの説明(オプション)
- ドライバー:
FileMaker
- サーバー: データベースを共有しているサーバーのホスト名
- Webサーバーと同一サーバーの場合は
localhost
- Webサーバーと同一サーバーの場合は
- データベース: データベース名(拡張子は不要)
- アカウント: データベースのアカウント名
- パスワード: データベースのパスワード
上記を入力後に表示される接続テスト
ボタンを押すとデータソースの接続テストを実行することができます。
接続テストの結果が、HTTP: OK (200) FileMaker Server: No error (0)
と表示されると正常に接続ができている状態です。
よくあるエラーとその対処方法です。
-
cURL error 7: Failed to connect to localhost port 3000 after 0 ms: Connection refused
-
FileMaker Data API
が稼働しているかを確認します
-
-
cURL error 6: Could not resolve host: {hostname}
- サーバー(ホスト名)が正しいかを確認します
-
HTTP: Internal Server Error (500) FileMaker Server: Invalid user account or password (212)
- データベースのアカウントまたはパスワード(またはその両方)が正しいかを確認します
-
HTTP: Unauthorized (401) FileMaker Server: Unable to open file (802)
- データベース名が正しいか、またデータベースファイルがサーバーにアップロードされているかを確認します
CF7プラグインの基本的な使い方は、公式ページにある使い方のページを参照してください。
管理画面の左ペインからお問い合わせ
を選択すると作成したフォームの一覧が表示されます。
フォームタブにてフォームを作成します。フォームを構成するフィールドはタグで行います。
FileMakerデータベースのフィールドを指定する場合は、タグの名前の最初にfm_field-
を接頭辞として追加してください。例えばusername
という名前を利用する場合はfm_field-username
とします。
なお、FMPress Formsプラグインにおいては、FileMakerのフィールド名には日本語による指定が可能ですが、CF7プラグインの仕様によりCF7プラグインのタグの名前には日本語の指定はできません。
以下は、テキストフィールド(複数行ではない)を作成する場合のタグのサンプルです。
<label> 会社名<span>*</span>
[text* fm_field-company_name] </label>
FMPress
タブにてデータベースと連携するための設定を行います。
- データソース: 作成済みのデータソースを選択します
- レイアウト: 利用するFileMakerのレイアウト名を入力します
- フィールドの割り当て: 左側のタグ名に対応するデータベースのフィールド名を入力します(日本語による指定が可能)
必要に応じて、メールタブにてメールのセットアップを行います。バージョン1.0.2以降では、CF7の編集画面にある[その他の設定]で「skip_mail: on」もしくは「demo_mode: on」を設定したときにメール送信処理をスキップできます。
固定ページまたは投稿を作成し、作成したCF7プラグインのフォームのショートコードを本文エリアにセットして公開します。
フォームにファイルの添付はできますか?
- はい、バージョン1.1.0でオブジェクトフィールドにファイルをアップロードする機能が追加されています
関連レコードのフィールドを割り当てることはできますか?
- CF7の編集画面において[FMPress]タブの[フィールドの割り当て]で「TO名::フィールド名」という形式で指定することで、関連レコードを1つ作成できるようにすることができます
セレクトボックスやラジオボタンにFileMakerデータベースで定義した値一覧を利用できますか?
- 別途有料のFMPress Forms Proプラグインが必要です
マイページに設置したフォームからFileMakerデータベースにあるユーザー情報を更新できますか?
- 別途有料のFMPress Members Proプラグインが必要です
フォームのスタイリングやモバイル対応はどのように行うのですか?
- WordPressでは、テーマを利用して(必要であればカスタマイズして)見栄えを調整する方法が一般的です。また、BootstrapのようなCSSフレームワークを利用する方法もあります
FileMakerのレイアウトをWordPressで再現する機能はありますか?
- ありません
スパム対策の方法はありますか?
- CF7プラグインには、reCAPTCHAインテグレーションモジュールを追加して不正なフォーム送信を遮断する方法があります
Claris FileMaker Cloudには対応していますか?
- 対応していません
以上