diff --git a/js/lang/ja/topics.json b/js/lang/ja/topics.json index c5cbcbeb..74d6112f 100644 --- a/js/lang/ja/topics.json +++ b/js/lang/ja/topics.json @@ -105,7 +105,7 @@ { "id": "epub-val-ace", "href": "validation/ace.html", - "title": "DAISYのAce", + "title": "Ace by DAISY", "subtitle": "Ace チェッカーを使用してアクセシビリティの問題を見つける方法。" }, { diff --git a/publishing/ja/epub/language.html b/publishing/ja/epub/language.html index 74dd0e84..aeb97c76 100644 --- a/publishing/ja/epub/language.html +++ b/publishing/ja/epub/language.html @@ -236,7 +236,7 @@

複数の言語が使われる場合

</p>
-

+

注記

わかりやすくするために、これらの XHTML の例ではlang属性は省略されています。この属性を含めることがなぜ便利なのかについては、XHTML および SVG のlangに関するセクションを参照してください。

@@ -271,7 +271,7 @@

パッケージドキュメントの言語の設定

package要素はルート要素 (つまり、他のすべての要素を含む) であるため、この要素で指定した言語は、そこに含まれるすべてのメタデータに適用されます。

-

+

注記

EPUB 2 では、 package要素のxml:lang属性を使用したグローバル言語宣言は許可されていません。すべてのメタデータ タグでxml:lang属性を宣言する必要があります。

@@ -287,7 +287,7 @@

パッケージドキュメントの言語の設定

パッケージ ドキュメントのメタデータの言語を設定することは、リーディングシステムに必要な言語情報を提供する最初のステップにすぎません。次のセクションで説明するように、パッケージ ドキュメント内の出版物コンテンツの言語を指定することも必要です。

-

+

注記

EPUB には現在、メタデータの翻訳を追加する方法がありません。次のように 2 つのタイトルを入れることはできます。

@@ -333,13 +333,12 @@

コンテンツの言語を設定する

</html>
-

+

注記

XHTML ドキュメントでの言語設定の詳細については、ナレッジ ベースの「HTML 言語」トピックを参照してください。

-
-lang属性
+
lang属性

XHTML および SVG ドキュメントではxml:lang属性の使用は必須ですが、 lang属性も追加することをお勧めします。その場合、 xml:lang属性とlang属性で表現される言語タグが一致している必要があります。例:

@@ -358,8 +357,7 @@

関連リンク

  • EPUB 3 — language要素
  • EPUB 2 — <language> </language>
  • HTML と XML の言語タグ
  • -
  • -RFC5646 — 言語を識別するためのタグ(BCP 47)
  • +
  • RFC5646 — 言語を識別するためのタグ(BCP 47)
  • diff --git a/publishing/ja/epub/reading-order.html b/publishing/ja/epub/reading-order.html index db2dc529..71171b52 100644 --- a/publishing/ja/epub/reading-order.html +++ b/publishing/ja/epub/reading-order.html @@ -27,8 +27,7 @@

    テクニック

    @@ -132,7 +131,7 @@

    リニアコンテンツ

    linear="no"/>
    -

    +

    注記

    リーディングシステムは、 linear属性のないitemref要素がリニアコンテンツ ドキュメントを表すと想定するため、EPUB 出版物でlinear="yes"が設定されていることはほとんどありません。

    @@ -145,7 +144,7 @@

    リニアコンテンツ

    非リニアコンテンツのもう 1 つのオプションは、リニアの読書体験への影響が最も少ない場所に配置することです。たとえば、画像の説明とポップアウト画像をspineのすべてのリニアコンテンツの後に配置できます (例 2を参照)。 spineの最後に配置することは、コンテンツを適切に説明できない場合に特に便利です。たとえば、画像の拡大バージョンには、明示的なキャプションが適さない場合があります。

    -

    +

    注記

    EPUB 3 の非リニアコンテンツ要件は、EPUB 2 とは 1 つの重要な点で異なります。つまり、著者はspineにすべての非リニアドキュメントへのリンクを含める必要があります。この要件により、手動で出版物のページをめくっているときにリーディングシステムが非リニアコンテンツをレンダリングするかどうかに関係なく、読者が非リニアコンテンツにアクセスできるようになります。

    ほとんどの場合、著者はリニアコンテンツからリンクされていない非リニアコンテンツを含めないことが一般的であるため、この要件を満たすのは困難ではありません。既知の問題の 1 つは、spineに非リニアの表紙を含めることです (例 1を参照)。このドキュメントへのリンク要件を満たすには、 landmarks navに表紙へのリンクを含めることができます。

    @@ -157,10 +156,8 @@

    リニアコンテンツ

    関連リンク

    diff --git a/publishing/ja/epub/remote-resources.html b/publishing/ja/epub/remote-resources.html index 6d45420a..c36cc305 100644 --- a/publishing/ja/epub/remote-resources.html +++ b/publishing/ja/epub/remote-resources.html @@ -98,7 +98,7 @@

    解説

    リモート リソースに関する問題は主にユーザビリティに関するもので、すべてのユーザーに影響するものも、そうではないものもあります。このセクションでは、リモート リソースを EPUB に含める方法と、発生する可能性のあるユーザビリティとアクセシビリティの問題を軽減する方法について説明します。

    -

    +

    注記

    EPUB2 ではリモート リソースは許可されませんでした。このセクションのガイダンスは、EPUB2 形式には適用されません。

    @@ -191,8 +191,7 @@

    アクセシビリティに関する考慮事項

    関連リンク

    diff --git a/publishing/ja/epub/validation/index.html b/publishing/ja/epub/validation/index.html new file mode 100644 index 00000000..31cad764 --- /dev/null +++ b/publishing/ja/epub/validation/index.html @@ -0,0 +1,22 @@ + + + + + 検証(Validation) + + + + + + + +
    +
    + + diff --git a/publishing/ja/html/asides.html b/publishing/ja/html/asides.html index b5cdc036..b322e91c 100644 --- a/publishing/ja/html/asides.html +++ b/publishing/ja/html/asides.html @@ -22,7 +22,7 @@

    要約

    補助的なコンテンツをaside要素でマークすると、支援技術がそれを主要な文脈と区別できるようになり、ユーザーはその内容をスキップできるようになります。

    -

    +

    注記

    aside要素のデフォルトの性質が今後変更されます。 section要素内にある、アクセシブルな名前がついていないasides は、補完的なランドマーク(目印)とは見なされなくなります。代わりに、汎用要素(つまり、 div要素と同じ)と見なされます。

    この変更が実際に実装された時点で、このページは更新されます。当面の間、このページのガイダンスは現在のベストプラクティスとして有効です。

    @@ -110,8 +110,7 @@

    よくある質問

    (このルールは、ランドマークのロールに適用されるアクセシブルな名前を追加する際のルールと同じであることに留意してください。)

    -
    -asidearticleどちらを使うべきでしょうか?
    +
    asidearticleどちらを使うべきでしょうか?

    aside要素は、コンテンツが主要な文脈を説明または拡張する場合に最適です。サイドバー、用語集、および同様の説明コンテンツに最も適しています。

    @@ -140,12 +139,9 @@

    解説

    関連リンク

    diff --git a/publishing/ja/html/bibliographies.html b/publishing/ja/html/bibliographies.html new file mode 100644 index 00000000..26848a6d --- /dev/null +++ b/publishing/ja/html/bibliographies.html @@ -0,0 +1,134 @@ + + + + + 文献リスト(書誌) + + + + + + +
    +
    +

    要約

    + +

    セクションとリストを使用して文献リスト(書誌)を構造化し、参考文献に簡単にアクセスできるようにします。

    +
    + +
    +

    テクニック

    +
      +
    • +

      関連するいくつかの参考文献をグループ化するには、 section要素を使用します。[[WCAG-1.3.1]]

      +
    • +
    • +

      各セクションに見出しを含めます [[WCAG-1.3.1]]

      +
    • +
    • +

      参考文献を構造化するにはリスト要素を使用します。[[WCAG-1.3.1]]

      +
    • +
    +
    + +
    +

    + +
    +
    +

    例 1 — シンプルな文献リスト(書誌)

    +

    文献リスト(書誌)に多くのエントリが含まれていない場合は、1 つのリストのみが必要です。

    +
    + +
    <section role="doc-bibliography">
    +   <h1>Bibliography</h1>
    +   <dl>
    +     <dt>[pub-manfest]</dt>
    +     <dd></dd>
    +     …
    +   </dl>
    +</section>
    +
    + +
    +
    +

    例 2 — 参考文献のセクションを含む文献リスト(書誌)

    + +

    文献リスト(書誌)がトピックに分割されている場合は、 section要素を使用してエントリをグループ化できます。

    +
    + +
    <section role="doc-bibliography">
    +   <h2>Bibliography</h2>
    +   
    +   <section>
    +     <h3>Normative References</h3>
    +     <dl>
    +       <dt>ARIA</dt>
    +       <dd>…</dd>
    +       …
    +     </dl>
    +   </section>
    +    
    +   <section>
    +     <h3>Informative References</h3>
    +     …
    +   </section>
    +   …
    +</section>
    +
    + +
    +
    +

    例 2 — 参考文献がグループ化されている文献リスト(書誌)

    + +

    文献リストがアルファベット順にグループ化されている場合は、 section要素を使用してエントリをグループ化できます。明示的な見出し ( h1h6 ) または暗黙的な見出し ( aria-label ) のいずれかを使用します。

    +
    + +
    <section role="doc-bibliography">
    +   <h1>Bibliography</h1>
    +   
    +   <section aria-label="A">
    +     …
    +   </section>
    +    
    +   <section aria-label="B">
    +     …
    +   </section>
    +   …
    +</section>
    +
    +
    + +
    +

    解説

    + +

    文献リスト(書誌)はリスト要素を使用してマークアップする必要があります。定義リストには、テキスト内で使用されるラベルを強調表示するのに役立つ説明用語要素 ( dt ) が、よく使用されます。文献リスト(書誌)が印刷ソースから変換されたものである場合は、順序なしリストもよく使用されます。エントリのアルファベット順は、順序をあらわすものではありません(たとえば、文献リストを逆順に並べ替えても意味は失われません)。

    + +

    アルファベット順や数字順に関連するエントリをグループ化する場合や、文献リスト(書誌)がトピック別に分割されている場合(例:規範的参照と参考的参照)に、 section要素を使用します。セクションに見出しがない場合(つまり、グループを区切るためにスペースが使用されている場合)、セクションを囲む要素に aria-label属性を追加してタイトルを含めることができます。

    + +

    リストの使用は、支援技術を利用するユーザーにとってナビゲーションを簡素化するため、推奨されます。エントリ間の移動が高速化されるだけでなく、リスト内の位置がアナウンスされるため、ユーザーは必要に応じて後で同じ場所にすばやく戻ることができます。

    +
    + +
    +

    関連リンク

    + + +
    +
    + + diff --git a/publishing/ja/html/figures.html b/publishing/ja/html/figures.html index bc61eb22..0195a101 100644 --- a/publishing/ja/html/figures.html +++ b/publishing/ja/html/figures.html @@ -123,7 +123,7 @@

    解説

    figcaption要素はfigureの最初または最後に配置しなければならないことに注意してください。

    -

    +

    注記

    キャプションを提供することは、図表内のコンテンツをアクセシブルにすることの代替にはなりません。最も一般的なタイプの図表のコンテンツに対するアクセシブルな実践の詳細については、画像の説明表の基本に関するナレッジベースページを参照してください。

    @@ -133,12 +133,9 @@

    解説

    関連リンク

    diff --git a/publishing/ja/html/forms.html b/publishing/ja/html/forms.html index a43fea96..8a53f201 100644 --- a/publishing/ja/html/forms.html +++ b/publishing/ja/html/forms.html @@ -60,7 +60,7 @@

    解説

    </label>
    -

    +

    注記

    フォームコントロールがlabelによって識別されない場合は、コントロールのaria-labelledby属性を使用して、ラベルを含む要素を識別します。

    @@ -88,7 +88,7 @@

    解説

    aria-required="true"/>
    -

    +

    注記

    すべての支援技術が新しい HTML5 属性を認識するとは限らないため、 aria-required属性を含めることが推奨されます。

    @@ -123,10 +123,8 @@

    解説

    関連リンク

    diff --git a/publishing/ja/html/glossaries.html b/publishing/ja/html/glossaries.html new file mode 100644 index 00000000..c2db8899 --- /dev/null +++ b/publishing/ja/html/glossaries.html @@ -0,0 +1,160 @@ + + + + + 用語集 + + + + + + + +
    +
    +

    要約

    + +

    セクションとリストを使用して用語集を構成し、用語へのアクセスを簡単にします。

    +
    + +
    +

    テクニック

    + +
      +
    • +

      関連する用語のセットをグループ化するには、 section要素を使用します。[[WCAG-1.3.1]]

      +
    • +
    • +

      各セクションに見出しを含めます [[WCAG-1.3.1]]

      +
    • +
    • +

      用語のリストを構造化するにはdl要素を使用します。[[WCAG-1.3.1]]

      +
    • +
    +
    + +
    +

    + +
    +
    +

    例 — 基本的な用語集

    +
    + +
    <section role="doc-glossary">
    +   <h2>Glossary of Terms</h1>
    +   
    +   <dl>
    +      <dt>AstroSeneca</dt>
    +      <dd>
    +         <p>First Roman philosopher in space.</p>
    +       </dd>
    +       …
    +  </dl>
    +</section>
    +
    + +
    +
    +

    例 — アルファベットでの分類のためのわかりやすい小見出しが付いた用語集

    +
    + +
    <section role="doc-glossary">
    +   <h2>Glossary</h2>
    +   
    +   <section>
    +     <h3>A</h3>
    +     
    +     <dl>
    +       <dt>Absorbitron</dt>
    +       <dd>
    +         <p>Transformer known to change into a sponge.</p>
    +       </dd>
    +       …
    +     </dl>
    +   </section>
    +   
    +   …
    +</section>
    +
    + +
    +
    +

    例 — 暗黙的な見出しを持つ用語集

    +

    用語セットが視覚的なスペースによってのみ区切られている場合は、 aria-label属性を使用して支援技術用の見出しを付けます。

    +
    + +
    <section role="doc-glossary">
    +   <h2>Glossary</h2>
    +   
    +   <section aria-label="A">
    +     <dl>
    +       <dt>Anti-oxidants</dt>
    +       <dd>
    +         <p>People who dislike oxidants.</p>
    +       </dd>
    +       …
    +     </dl>
    +   </section>
    +   
    +   <section aria-label="B">
    +     <dl>
    +       <dt>Beta-Carotene</dt>
    +       <dd>
    +         <p>Carotene that is still in a debugging stage.</p>
    +       </dd>
    +       …
    +     </dl>
    +   </section>
    +   
    +   …
    +</section>
    +
    +
    + +
    +

    よくある質問

    + +
    +
    EPUB 辞書と用語集の仕様に従う必要がありますか?
    +
    +

    このドキュメントの構造化原則に従うことが推奨されます。アクセシビリティに最も役立つ原則がこのページで繰り返されていますが、 epub:typeセマンティクスの使用は必須ではありません。これらのセマンティクスは出版社の内部ワークフローには役立つかもしれませんが、現時点ではリーディングシステムの用語集を拡張するものではなく、 epub:typeセマンティクスはアクセシビリティを提供しません。

    + +

    パッケージドキュメントの識別要件については、現時点ではこの仕様の採用は限定的であるため、従う必要はありません。

    +
    +
    +
    + +
    +

    解説

    + +

    技術用語や一般的でない方法で使用される用語について、用語集を提供することは、学習障害や認知障害のあるユーザーにとって特に役立ちます。ユーザーが定義を調べやすくするために、用語が使用されている場所から定義へのリンクが提供されるようにしてください。通常、用語集の用語のすべてのインスタンスにリンクする必要はありません。リンクが多すぎると、支援技術のユーザーのナビゲーションに影響する可能性があります(つまり、ドキュメント内のリンクを確認するのが難しくなります)。新しいセクションの最初のインスタンスのみにリンクすることを検討してください。

    + +

    用語集のアルファベット順および数字順の項目を簡単に移動できるようにするには、入れ子になったsection要素を使用します。多くの用語集では、各項目の間に数字または文字がヘッダーとして含まれていますが、ヘッダーが存在しないか必要でない場合は、囲んでいるセクションのaria-label属性に数字または文字を含めて、支援技術によって読み上げられるようにします。明示的または暗黙的な見出しがないと、支援技術ではセクション間を移動する機能が提供されないことがよくあります(純粋にスタイル要素として扱われます)。

    + +

    各セクションの用語を、定義リストを使用して、構造化します。これらのリストを使用すると、支援技術のユーザーは、段落や同様のマークアップを使用する場合のように一度に 1 つずつ移動する必要がなくなり、リスト項目を前後に移動できるようになります。

    +
    + +
    +

    関連リンク

    + + +
    +
    + + diff --git a/publishing/ja/metadata/evaluation.html b/publishing/ja/metadata/evaluation.html new file mode 100644 index 00000000..f3f5b455 --- /dev/null +++ b/publishing/ja/metadata/evaluation.html @@ -0,0 +1,323 @@ + + + + + 評価メタデータ + + + + + + + + +
    +
    +

    要約

    +

    アクセシビリティ評価メタデータを含めることで、適合性の発見を可能にし、評価者とその資格情報の識別を提供します。

    +
    +
    +

    + +
    +
    +
    例 1 — パッケージ ドキュメントのメタデータ (EPUB 3)
    +

    次の例は、WCAG レベル AA の EPUB アクセシビリティ 1.1 規格に準拠した出版物の評価メタデータの完全なセットを示しています。

    +
    + +
    <metadata>
    +  <meta property="dcterms:conformsTo">
    +     EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AA
    +  </meta>
    +  <meta property="a11y:certifiedBy">Dewey, Checkett and Howe</meta>
    +  <meta property="a11y:certifierCredential">Certifiably Accessible</meta>
    +  <link rel="a11y:certifierReport"
    +        href="https://example.com/reports/a11y/pub.html"/>
    +  …
    +</metadata>
    +
    + +
    +
    +
    例 2 — パッケージ ドキュメントのメタデータ (EPUB 2)
    +

    次の例は、 metaタグのnamecontent属性を使用して、EPUB 2 出版物の評価用メタデータを表現する方法を示しています。

    +
    + +
    <metadata>
    +  <meta name="dcterms:conformsTo"
    +        content="EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AA"/>
    +  <meta name="a11y:certifiedBy" content="Dewey, Checkett and Howe"/>
    +  <meta name="a11y:certifierCredential" content="Certifiably Accessible"/>
    +  <meta name="a11y:certifierReport"
    +        content="https://example.com/reports/a11y/pub.html"/>
    +  …
    +</metadata>
    +
    +
    +
    +

    よくある質問

    +
    +
    EPUB パッケージ ドキュメントでa11y:プレフィックスを宣言する必要がありますか?
    +
    +

    技術的には必要ありませんが、常にプレフィックスを宣言することがベストプラクティスです。EPUB には「予約済み」という概念があり、これは宣言しなくても使用できるプレフィックスです。ただし、実際には、epubcheck 検証ツールの古いバージョンは、新しい追加に対応しておらず、新しい定義済みのプリフィックスをエラーとしてフラグ付けします。プレフィックスを宣言すると、検証の問題がなくなることが保証されます。

    +

    a11y:プリフィックスは次のように宣言されます。

    +
    <package … prefix="a11y: http://www.idpf.org/epub/vocab/package/a11y/#">
    +
    +
    +
    +
    +

    解説

    + +

    評価メタデータは、アクセシビリティ規格に照らして出版物を評価した個人または組織に関する追加情報を提供します。また、出版物が準拠している規格を識別することもできます。

    + +

    このセクションで説明されているa11y:プレフィックスが付いたすべての評価用メタデータは、EPUB アクセシビリティ語彙で定義されています。

    + +
    +

    dcterms:conformsTo (準拠する規格)

    + +
    +

    + 記述されたリソースが準拠する確立された規格 +

    +
    + +

    dcterms:conformsToプロパティが出版物に含まれている場合、誰かがその出版物が規格に準拠していることをチェックして確認したことを示します。要素の値は、標準を識別する文字列または URL です。

    + +

    特に、EPUB アクセシビリティ 1.1 規格では、このプロパティを使用して、その要件に準拠している出版物を識別します。プロパティの値は、出版物が準拠している規格のバージョンと、 WCAG 準拠のバージョンとレベルの両方を識別し、次のパターンと一致する必要があります。

    + +
    + EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.X Level (A|AA|AAA) +
    + +

    値「 2.X 」は WCAG のバージョン (例: 2.0 または 2.1) に置き換えられ、「 (A|AA|AAA) 」は達成されたレベルに置き換えられます。

    + +

    たとえば、現在このプロパティで使用できる値は次のとおりです。

    + +
      +
    • + EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level A +
    • +
    • + EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AA +
    • +
    • + EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AAA +
    • +
    • + EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.1 Level A +
    • +
    • + EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.1 Level AA +
    • +
    • + EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.1 Level AAA +
    • +
    + +

    これらの適合値の詳細については、EPUB アクセシビリティ仕様の出版物適合セクションを参照してください。

    + +
    +
    EPUB 3で の使用法:
    +
    +
    <meta property="dcterms:conformsTo">
    +  EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AA
    +</meta>
    +
    +
    EPUB 2 での使用法:
    +
    +
    <meta
    +  name="dcterms:conformsTo"
    +  content="EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AA"/>
    +
    +
    + +
    +
    EPUB アクセシビリティ 1.0 から 1.1 への移行
    + +

    EPUB アクセシビリティ 1.0規格はIDPFによって開発され、その組織のドメイン( idpf.org ) を含む適合 URL を使用しました。

    + +

    このバージョンに準拠するには、次の例のように、 idpf.org URL を含むパッケージ ドキュメント メタデータのlink要素を使用します。

    + +
    <link
    +     rel="dcterms:conformsTo"
    +     href="http://www.idpf.org/epub/a11y/accessibility-20170105.html#wcag-aa"/>
    + +

    IDPF はもう存在しないため、EPUB ワーキング グループは適合識別子として IDPF URL の使用をやめ、前述の文字列ベースの識別子システムに移行することを決定しました。IDPF URL は既存の 1.0 コンテンツに対しては引き続き有効ですが、アクセシビリティ 1.0 要件に準拠している発行者は、新しい 1.1 規格への適合を宣言することをお勧めします。

    + +

    EPUB アクセシビリティ 1.0 規格に準拠する出版物は、同じ WCAG レベルの 1.1 規格にも準拠します。

    + +

    次のリストは、古い識別子と置換識別子をマッピングします。

    + +
    +
    WCAG 2.0 レベル A
    +
    +
      +
    • +

      1.0 マークアップ:

      +
      <link rel="dcterms:conformsTo"
      +       href="http://www.idpf.org/epub/a11y/accessibility-20170105.html#wcag-a"/>
      +
    • +
    • +

      1.1 マークアップ:

      +
      <meta property="dcterms:conformsTo">
      +   EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level A
      +</meta>
      +
    • +
    +
    + +
    WCAG 2.0 レベル AA
    +
    +
      +
    • +

      1.0 markup:

      +
      <link rel="dcterms:conformsTo"
      +       href="http://www.idpf.org/epub/a11y/accessibility-20170105.html#wcag-aa"/>
      +
    • +
    • +

      1.1 markup:

      +
      <meta property="dcterms:conformsTo">
      +   EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AA
      +</meta>
      +
    • +
    +
    + +
    WCAG 2.0 レベル AAA
    +
    +
      +
    • +

      1.0 markup:

      +
      <link rel="dcterms:conformsTo"
      +       href="http://www.idpf.org/epub/a11y/accessibility-20170105.html#wcag-aaa"/>
      +
    • +
    • +

      1.1 markup:

      +
      <meta property="dcterms:conformsTo">
      +   EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AAA
      +</meta>
      +
    • +
    +
    +
    +
    +
    + +
    +

    a11y:certifiedBy

    + +
    +

    + EPUB 出版物のアクセシビリティのテストと認証を担当する当事者を識別します。 +

    +
    + +

    a11y:certifiedByプロパティは、アクセシビリティ適合性について誰がレビューしたかを示すために出版物に含まれています。EPUB アクセシビリティ規格では、出版物がアクセシビリティ要件を満たしていない場合でも、発行者がこのプロパティを設定することが義務付けられています。

    + +
    +
    EPUB 3 での使用法:
    +
    +
    <meta property="a11y:certifiedBy">Dewey, Checkett and Howe</meta>
    +
    +
    EPUB 2での使用法:
    +
    +
    <meta name="a11y:certifiedBy" content="Dewey, Checkett and Howe"/>
    +
    +
    +
    + +
    +

    a11y:certifierCredential

    + +
    +

    + コンテンツがアクセシブルであることを証明するために、 certifiedByプロパティで識別される当事者の権限を確立する資格情報またはバッジを識別します。 +

    +
    + +

    a11y:certifierCredentialプロパティは、認証者が所有する資格情報、具体的にはアクセシビリティ評価を実行するための資格情報を識別します。

    + +

    プロパティは、保持されている資格情報の名前を含むテキスト フィールド、または資格情報の説明へのリンクにすることができます。

    + +
    +
    EPUB 3 での使用法:
    +
    +
    <meta property="a11y:certifierCredential">Certifiably Accessible</meta>
    +<link rel="a11y:certifierCredential"
    +  href="https://example.com/a11y/credential"/>
    +
    +
    EPUB 2 での使用法:
    +
    +
    <meta name="a11y:certifierCredential" content="Certifiably Accessible"/>
    +<meta name="a11y:certifierCredential"
    +  content="https://example.com/a11y/credential"/>
    +
    +
    +
    + +
    +

    a11y:certifierReport

    + +
    +

    + certifiedByプロパティで識別される当事者が作成したアクセシビリティ レポートへのリンクを提供します。 +

    +
    + +

    出版物のアクセシビリティ適合レポートが公開されている場合、出版社はa11y:certifierReportプロパティを使用してレポートへのリンクを提供できます。ベンダーとリーディングシステムは、タイトルに関する詳細情報を確認するためにこのレポートにアクセスするオプションをユーザーに提供できます。

    + +
    +
    EPUB 3で の使用法:
    +
    +
    <link rel="a11y:certifierReport"
    +  href="https://example.com/reports/a11y/pub.html"/>
    +
    +
    EPUB 2 での使用法:
    +
    +
    <meta name="a11y:certifierReport"
    +  content="https://example.com/reports/a11y/pub.html"/>
    +
    +
    +
    +
    + +
    +

    関連リンク

    + + +
    +
    + +