diff --git a/js/lang/ja/topics.json b/js/lang/ja/topics.json index c5cbcbeb..74d6112f 100644 --- a/js/lang/ja/topics.json +++ b/js/lang/ja/topics.json @@ -105,7 +105,7 @@ { "id": "epub-val-ace", "href": "validation/ace.html", - "title": "DAISYのAce", + "title": "Ace by DAISY", "subtitle": "Ace チェッカーを使用してアクセシビリティの問題を見つける方法。" }, { diff --git a/publishing/ja/epub/language.html b/publishing/ja/epub/language.html index 74dd0e84..aeb97c76 100644 --- a/publishing/ja/epub/language.html +++ b/publishing/ja/epub/language.html @@ -236,7 +236,7 @@
注
+注記
わかりやすくするために、これらの XHTML の例ではlang
属性は省略されています。この属性を含めることがなぜ便利なのかについては、XHTML および SVG のlang
に関するセクションを参照してください。
package
要素はルート要素 (つまり、他のすべての要素を含む) であるため、この要素で指定した言語は、そこに含まれるすべてのメタデータに適用されます。
注
+注記
EPUB 2 では、 package
要素のxml:lang
属性を使用したグローバル言語宣言は許可されていません。すべてのメタデータ タグでxml:lang
属性を宣言する必要があります。
パッケージ ドキュメントのメタデータの言語を設定することは、リーディングシステムに必要な言語情報を提供する最初のステップにすぎません。次のセクションで説明するように、パッケージ ドキュメント内の出版物コンテンツの言語を指定することも必要です。
注
+注記
EPUB には現在、メタデータの翻訳を追加する方法がありません。次のように 2 つのタイトルを入れることはできます。
@@ -333,13 +333,12 @@lang
属性lang
属性XHTML および SVG ドキュメントではxml:lang
属性の使用は必須ですが、 lang
属性も追加することをお勧めします。その場合、 xml:lang
属性とlang
属性で表現される言語タグが一致している必要があります。例:
language
要素<language> </language>
linear
属性を使用して、リニアコンテンツと非リニアコンテンツを区別します。linear
属性を使用して、リニアコンテンツと非リニアコンテンツを区別します。注
+注記
リーディングシステムは、 linear
属性のないitemref
要素がリニアコンテンツ ドキュメントを表すと想定するため、EPUB 出版物でlinear="yes"
が設定されていることはほとんどありません。
非リニアコンテンツのもう 1 つのオプションは、リニアの読書体験への影響が最も少ない場所に配置することです。たとえば、画像の説明とポップアウト画像をspineのすべてのリニアコンテンツの後に配置できます (例 2を参照)。 spine
の最後に配置することは、コンテンツを適切に説明できない場合に特に便利です。たとえば、画像の拡大バージョンには、明示的なキャプションが適さない場合があります。
注
+注記
EPUB 3 の非リニアコンテンツ要件は、EPUB 2 とは 1 つの重要な点で異なります。つまり、著者はspineにすべての非リニアドキュメントへのリンクを含める必要があります。この要件により、手動で出版物のページをめくっているときにリーディングシステムが非リニアコンテンツをレンダリングするかどうかに関係なく、読者が非リニアコンテンツにアクセスできるようになります。
ほとんどの場合、著者はリニアコンテンツからリンクされていない非リニアコンテンツを含めないことが一般的であるため、この要件を満たすのは困難ではありません。既知の問題の 1 つは、spineに非リニアの表紙を含めることです (例 1を参照)。このドキュメントへのリンク要件を満たすには、 landmarks nav
に表紙へのリンクを含めることができます。
リモート リソースに関する問題は主にユーザビリティに関するもので、すべてのユーザーに影響するものも、そうではないものもあります。このセクションでは、リモート リソースを EPUB に含める方法と、発生する可能性のあるユーザビリティとアクセシビリティの問題を軽減する方法について説明します。
注
+注記
EPUB2 ではリモート リソースは許可されませんでした。このセクションのガイダンスは、EPUB2 形式には適用されません。
補助的なコンテンツをaside
要素でマークすると、支援技術がそれを主要な文脈と区別できるようになり、ユーザーはその内容をスキップできるようになります。
注
+注記
aside
要素のデフォルトの性質が今後変更されます。 section
要素内にある、アクセシブルな名前がついていないasides
は、補完的なランドマーク(目印)とは見なされなくなります。代わりに、汎用要素(つまり、 div
要素と同じ)と見なされます。
この変更が実際に実装された時点で、このページは更新されます。当面の間、このページのガイダンスは現在のベストプラクティスとして有効です。
(このルールは、ランドマークのロールに適用されるアクセシブルな名前を追加する際のルールと同じであることに留意してください。)
-aside
とarticle
どちらを使うべきでしょうか?aside
とarticle
どちらを使うべきでしょうか?aside
要素は、コンテンツが主要な文脈を説明または拡張する場合に最適です。サイドバー、用語集、および同様の説明コンテンツに最も適しています。
aside
要素
-aside
要素 セクションとリストを使用して文献リスト(書誌)を構造化し、参考文献に簡単にアクセスできるようにします。
+関連するいくつかの参考文献をグループ化するには、 section
要素を使用します。[[WCAG-1.3.1]]
各セクションに見出しを含めます [[WCAG-1.3.1]]
+参考文献を構造化するにはリスト要素を使用します。[[WCAG-1.3.1]]
+文献リスト(書誌)はリスト要素を使用してマークアップする必要があります。定義リストには、テキスト内で使用されるラベルを強調表示するのに役立つ説明用語要素 ( dt
) が、よく使用されます。文献リスト(書誌)が印刷ソースから変換されたものである場合は、順序なしリストもよく使用されます。エントリのアルファベット順は、順序をあらわすものではありません(たとえば、文献リストを逆順に並べ替えても意味は失われません)。
アルファベット順や数字順に関連するエントリをグループ化する場合や、文献リスト(書誌)がトピック別に分割されている場合(例:規範的参照と参考的参照)に、 section
要素を使用します。セクションに見出しがない場合(つまり、グループを区切るためにスペースが使用されている場合)、セクションを囲む要素に aria-label
属性を追加してタイトルを含めることができます。
リストの使用は、支援技術を利用するユーザーにとってナビゲーションを簡素化するため、推奨されます。エントリ間の移動が高速化されるだけでなく、リスト内の位置がアナウンスされるため、ユーザーは必要に応じて後で同じ場所にすばやく戻ることができます。
+doc-bibliography
(ロール)
+section
要素
+dl
要素
+ul
要素
+figcaption
要素はfigure
の最初または最後に配置しなければならないことに注意してください。
注
+注記
キャプションを提供することは、図表内のコンテンツをアクセシブルにすることの代替にはなりません。最も一般的なタイプの図表のコンテンツに対するアクセシブルな実践の詳細については、画像の説明と表の基本に関するナレッジベースページを参照してください。
figure
要素
-figcaption
要素
-figure
要素 figcaption
要素 注
+注記
フォームコントロールがlabel
によって識別されない場合は、コントロールのaria-labelledby
属性を使用して、ラベルを含む要素を識別します。
注
+注記
すべての支援技術が新しい HTML5 属性を認識するとは限らないため、 aria-required
属性を含めることが推奨されます。
セクションとリストを使用して用語集を構成し、用語へのアクセスを簡単にします。
+関連する用語のセットをグループ化するには、 section
要素を使用します。[[WCAG-1.3.1]]
各セクションに見出しを含めます [[WCAG-1.3.1]]
+用語のリストを構造化するにはdl
要素を使用します。[[WCAG-1.3.1]]
このドキュメントの構造化原則に従うことが推奨されます。アクセシビリティに最も役立つ原則がこのページで繰り返されていますが、 epub:type
セマンティクスの使用は必須ではありません。これらのセマンティクスは出版社の内部ワークフローには役立つかもしれませんが、現時点ではリーディングシステムの用語集を拡張するものではなく、 epub:type
セマンティクスはアクセシビリティを提供しません。
パッケージドキュメントの識別要件については、現時点ではこの仕様の採用は限定的であるため、従う必要はありません。
+技術用語や一般的でない方法で使用される用語について、用語集を提供することは、学習障害や認知障害のあるユーザーにとって特に役立ちます。ユーザーが定義を調べやすくするために、用語が使用されている場所から定義へのリンクが提供されるようにしてください。通常、用語集の用語のすべてのインスタンスにリンクする必要はありません。リンクが多すぎると、支援技術のユーザーのナビゲーションに影響する可能性があります(つまり、ドキュメント内のリンクを確認するのが難しくなります)。新しいセクションの最初のインスタンスのみにリンクすることを検討してください。
+ +用語集のアルファベット順および数字順の項目を簡単に移動できるようにするには、入れ子になったsection
要素を使用します。多くの用語集では、各項目の間に数字または文字がヘッダーとして含まれていますが、ヘッダーが存在しないか必要でない場合は、囲んでいるセクションのaria-label
属性に数字または文字を含めて、支援技術によって読み上げられるようにします。明示的または暗黙的な見出しがないと、支援技術ではセクション間を移動する機能が提供されないことがよくあります(純粋にスタイル要素として扱われます)。
各セクションの用語を、定義リストを使用して、構造化します。これらのリストを使用すると、支援技術のユーザーは、段落や同様のマークアップを使用する場合のように一度に 1 つずつ移動する必要がなくなり、リスト項目を前後に移動できるようになります。
+doc-glossary
(ロール)
+section
要素
+dl
要素
+アクセシビリティ評価メタデータを含めることで、適合性の発見を可能にし、評価者とその資格情報の識別を提供します。
+a11y:
プレフィックスを宣言する必要がありますか?技術的には必要ありませんが、常にプレフィックスを宣言することがベストプラクティスです。EPUB には「予約済み」という概念があり、これは宣言しなくても使用できるプレフィックスです。ただし、実際には、epubcheck 検証ツールの古いバージョンは、新しい追加に対応しておらず、新しい定義済みのプリフィックスをエラーとしてフラグ付けします。プレフィックスを宣言すると、検証の問題がなくなることが保証されます。
+a11y:
プリフィックスは次のように宣言されます。
<package … prefix="a11y: http://www.idpf.org/epub/vocab/package/a11y/#">
+ 評価メタデータは、アクセシビリティ規格に照らして出版物を評価した個人または組織に関する追加情報を提供します。また、出版物が準拠している規格を識別することもできます。
+ +このセクションで説明されているa11y:
プレフィックスが付いたすべての評価用メタデータは、EPUB アクセシビリティ語彙で定義されています。
++ ++ 記述されたリソースが準拠する確立された規格 +
+
dcterms:conformsTo
プロパティが出版物に含まれている場合、誰かがその出版物が規格に準拠していることをチェックして確認したことを示します。要素の値は、標準を識別する文字列または URL です。
特に、EPUB アクセシビリティ 1.1 規格では、このプロパティを使用して、その要件に準拠している出版物を識別します。プロパティの値は、出版物が準拠している規格のバージョンと、 WCAG 準拠のバージョンとレベルの両方を識別し、次のパターンと一致する必要があります。
+ +
+ EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.X Level (A|AA|AAA)
+
+
+ 値「 2.X
」は WCAG のバージョン (例: 2.0 または 2.1) に置き換えられ、「 (A|AA|AAA)
」は達成されたレベルに置き換えられます。
たとえば、現在このプロパティで使用できる値は次のとおりです。
+ +EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level A
+ EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AA
+ EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AAA
+ EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.1 Level A
+ EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.1 Level AA
+ EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.1 Level AAA
+ これらの適合値の詳細については、EPUB アクセシビリティ仕様の出版物適合セクションを参照してください。
+ +<meta property="dcterms:conformsTo">
+ EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AA
+</meta>
+ <meta
+ name="dcterms:conformsTo"
+ content="EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AA"/>
+ EPUB アクセシビリティ 1.0規格はIDPFによって開発され、その組織のドメイン( idpf.org
) を含む適合 URL を使用しました。
このバージョンに準拠するには、次の例のように、 idpf.org
URL を含むパッケージ ドキュメント メタデータのlink
要素を使用します。
<link
+ rel="dcterms:conformsTo"
+ href="http://www.idpf.org/epub/a11y/accessibility-20170105.html#wcag-aa"/>
+
+ IDPF はもう存在しないため、EPUB ワーキング グループは適合識別子として IDPF URL の使用をやめ、前述の文字列ベースの識別子システムに移行することを決定しました。IDPF URL は既存の 1.0 コンテンツに対しては引き続き有効ですが、アクセシビリティ 1.0 要件に準拠している発行者は、新しい 1.1 規格への適合を宣言することをお勧めします。
+ +EPUB アクセシビリティ 1.0 規格に準拠する出版物は、同じ WCAG レベルの 1.1 規格にも準拠します。
+ +次のリストは、古い識別子と置換識別子をマッピングします。
+ +1.0 マークアップ:
+<link rel="dcterms:conformsTo"
+ href="http://www.idpf.org/epub/a11y/accessibility-20170105.html#wcag-a"/>
+ 1.1 マークアップ:
+<meta property="dcterms:conformsTo">
+ EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level A
+</meta>
+ 1.0 markup:
+<link rel="dcterms:conformsTo"
+ href="http://www.idpf.org/epub/a11y/accessibility-20170105.html#wcag-aa"/>
+ 1.1 markup:
+<meta property="dcterms:conformsTo">
+ EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AA
+</meta>
+ 1.0 markup:
+<link rel="dcterms:conformsTo"
+ href="http://www.idpf.org/epub/a11y/accessibility-20170105.html#wcag-aaa"/>
+ 1.1 markup:
+<meta property="dcterms:conformsTo">
+ EPUB Accessibility 1.1 - WCAG 2.0 Level AAA
+</meta>
+ ++ ++ EPUB 出版物のアクセシビリティのテストと認証を担当する当事者を識別します。 +
+
a11y:certifiedBy
プロパティは、アクセシビリティ適合性について誰がレビューしたかを示すために出版物に含まれています。EPUB アクセシビリティ規格では、出版物がアクセシビリティ要件を満たしていない場合でも、発行者がこのプロパティを設定することが義務付けられています。
<meta property="a11y:certifiedBy">Dewey, Checkett and Howe</meta>
+ <meta name="a11y:certifiedBy" content="Dewey, Checkett and Howe"/>
+ ++ ++ コンテンツがアクセシブルであることを証明するために、
+certifiedBy
プロパティで識別される当事者の権限を確立する資格情報またはバッジを識別します。 +
a11y:certifierCredential
プロパティは、認証者が所有する資格情報、具体的にはアクセシビリティ評価を実行するための資格情報を識別します。
プロパティは、保持されている資格情報の名前を含むテキスト フィールド、または資格情報の説明へのリンクにすることができます。
+ +<meta property="a11y:certifierCredential">Certifiably Accessible</meta>
+<link rel="a11y:certifierCredential"
+ href="https://example.com/a11y/credential"/>
+ <meta name="a11y:certifierCredential" content="Certifiably Accessible"/>
+<meta name="a11y:certifierCredential"
+ content="https://example.com/a11y/credential"/>
+ ++ ++
+certifiedBy
プロパティで識別される当事者が作成したアクセシビリティ レポートへのリンクを提供します。 +
出版物のアクセシビリティ適合レポートが公開されている場合、出版社はa11y:certifierReport
プロパティを使用してレポートへのリンクを提供できます。ベンダーとリーディングシステムは、タイトルに関する詳細情報を確認するためにこのレポートにアクセスするオプションをユーザーに提供できます。
<link rel="a11y:certifierReport"
+ href="https://example.com/reports/a11y/pub.html"/>
+ <meta name="a11y:certifierReport"
+ content="https://example.com/reports/a11y/pub.html"/>
+