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2-create-linebot.md

File metadata and controls

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2. LINE Botの作成

この章では、今回実装するLINE BotのバックエンドとなるAzure Functionsをデプロイし、オウム返しを行うLINE Botを作成・設定します。

2-1. LINEチャネル作成

まずはLINEチャネルを作成するため、 LINE Developers Console を開きます。

プロバイダー作成(今回使用するプロバイダーがまだ無い場合のみ)

まだプロバイダーを登録していない場合は、任意の名前で登録します。

プロパイダー作成画面

LINE Messaging APIチャネル作成

LINE Messaging APIのチャネルを作成します。
↓のアイコンを選択します。

Messaging API作成ボタン

必須項目に任意の値を入力し、利用規約の同意にチェックした後「作成」を選択します。

Messaging API作成時入力項目

Messaging API利用規約同意ボタン

次に、Messaging APIに関する各種設定を行います。
「Messaging API設定」タブを開きます。

Messaging API設定タブ

応答メッセージをオフにします。(オンの状態だと、毎回定型文が返答されてしまうため)

応答メッセージ設定リンク

応答メッセージオンオフボタン

次に、LINE Developersのページに戻り

ブラウザタブ

チャネルアクセストークンを発行し、メモ帳などに控えておきます。

チャネルアクセストークン発行ボタン

2-2. Azure Functionsリソース作成

リソースグループ作成

次に、 Azureポータル を開きます。
先にリソースグループを作成するため、上部の検索バーから「リソース」と入力し「リソース グループ」を選択します。

リソース検索バー

「作成」ボタンから、リソースグループ作成画面を開き、情報を入力します。

リソースグループ作成入力画面

「確認および作成」タブより、「作成」ボタンを押下します。

リソースグループ作成確認画面

Azure Functions作成

次に、Azure Functionsのリソースを作成します。
作成したリソースグループを開き、「作成」ボタンを選択します。

リソース作成ボタン

リソースの作成画面が開けたら、「関数アプリ」を選択します。

Azure Functions作成リンク

下記に倣って情報を入力します。
入力後「確認および作成」を選択、確認および作成の画面で「作成」と移ってください。

  • リソース グループ:先ほど作成したもの
  • 関数アプリ名:ユニークな値(例: func-自分の名前-linebot-handson-日付
  • 公開: コード
  • ランタイム スタック: .NET
  • バージョン: 6 (LTS)
  • 地域: Japan East
  • オペレーティング システム: Windows
  • ホスティング オプションとプラン: 消費量 (サーバーレス)

Azure Functions作成入力画面

以下のように「デプロイが完了しました」と表示されれば、Azure Functionsリソース作成完了です。

Azure Functions作成完了画面

アプリケーション設定にLINEチャネルアクセストークンを追加

先ほど発行したLINEチャネルアクセストークンを、下記手順でAzure Functionsに設定します。

  • Functionsのリソースへ移動
  • リソース画面の左サイドメニューにある設定→構成へ移動
  • アプリケーション設定に「新しいアプリケーション設定」を追加
    • 名前: LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN
    • 値:先程コピーしたチャネルアクセストークン
  • 「保存」ボタンを押下

アプリケーション設定画面

2-3. Azure Functionsのデプロイ

デプロイセンター設定

Azure Functionsリソースにサンプルコードをデプロイします。
作成したAzure Functionsを開き、デプロイセンターを選択します。

デプロイセンター画面

コードソースを選択で「GitHub」を選択し、下記の手順で必要事項を選択したらファイルのプレビューをクリックします。

  • 組織:ご自身のアカウント
  • リポジトリ: hol-azure-line-bot-openai
  • ブランチ: main

デプロイセンター入力画面

YAMLファイルが右側にでますので「Close」をクリックし、上の「保存」を選択します。

デプロイセンター設定保存ボタン

GitHub Actionsログ確認

GitHubのご自身のリポジトリページに戻り、ページをリロードします。
.github/workflows フォルダが追加されていることが確認できたら、その配下に自動生成されたYAMLファイルが含まれることを確認します。

GitHubファイル確認画面

「Actions」タブを選択し、ビルドとデプロイが正常に実行されているか確認します。
最終的に緑のチェックマークが表示されればデプロイ成功です。

GitHub Actionsログ画面

Webhook URL設定

LINE Botに設定するWebhook URLを確認します。

まず、Azureポータル上のAzure Functionsの画面に戻り、概要ページ下部の関数一覧から Webhookを選択して関数詳細画面を開きます。
「関数の URL の取得」ボタンから、URLを取得します。

関数URLの取得ボタン

次に、Messaging API設定画面のWebhook URLに入力し、保存します。
保存後、「Webhookの利用」をオンにします。

LINE Messaging API設定のWebhook URL入力画面

2-4. 動作確認

Messaging API設定画面中で確認できるQRコードをご自身の端末から読み込み、LINE友達登録します。

LINEチャネルのQRコード確認画面

ご自身の端末からLINEを開き、送信したメッセージと同じメッセージが返信されることを確認します。

LINEトークルーム画面

返信メッセージが確認できたら、次のステップ「3. Azure OpenAI Serviceを使って返信内容を作成するよう更新」へ進みます。